1990年、清らかな水と、美しい山々に囲まれた豊田市足助町で、おじいさん、おばあさんが集まって、ハム作りをはじめました。良質な肉の選別に始まり、成形、スモークハウスから取り出して、袋詰めして荷出しするまで、一本一本楽しみながら、工夫しながら作ります。どんな人が食べてくれるか。どんな食卓にのぼるだろうか。「おいしい」と言ってくれるか。そんなことを考えながら…。
だから、たくさんはできません。足助の里のハムづくりの場は、工場ではありません。喜びと生きがいを求めて集まった新しい家族の集まりなのです。ハムを通じて広がるふれあい。足助の里のZiZi・BaBaが丹精こめて作ったハム・ウインナーは、愛情と時間を惜しみなくそそいだ製品たちなのです。ZiZi工房で使う豚肉は、全て国産のものを使い、衛生面はもちろんのこと、生産工程において基準に満たないものについては、次の工程には進めません。安心でおいしく召し上がっていただける製品だけを作り続けます。
厳選された食材を使い、種類豊富なスパイスをブレンドします。しかし、いちばん大切なスパイスは、人の『ぬくもり』であるとZiZiたちは信じています。機械で大量生産された製品ではなく、人の手で一つ一つ作られた製品でなければ、本当のおいしさを作り出すことはできないと信じています。ZiZi工房は、昔ながらの製法にこだわり続けます。どんなに時代が変わろうとも…。この頑固なおやじたちが作り出す本物の味。いつまでも愛される製品を作り続けていきます。
ZiZiのロースハムは、厳選された新鮮な国産ロースを使用し、脂の厚みは5ミリ程度に整形します。脂身を除きすぎると、まろやかさが無くなり食感もパサつきます。特にハムステーキにするには脂が重要。少し多くないと美味しくなりません。逆に生食するには、脂は少なめのほうが適しています。成形後、1週間程ソミュール液に漬け込みます。美味しい物には時間がかかるのです。大手メーカーはインジェクション(注射器)、タンブラー(マッサージ器)などで時間を短縮し、強制的に味付けします。ZiZi工房では、製品の大きさに切り分け、綿の糸で縛り成形します。低温で熟成させながら乾燥した後、じっくりスモークさせます。そして最後に蒸し上げ、荒熱を取り、一晩冷蔵庫で冷却した後、真空パックをして店頭に並びます。形の悪い物、納得いかなかった物は店頭には出しません。どうです、ZiZi工房自慢のロースハム、手間暇かかっているでしょ!おすすめはハムステーキです。凝縮したZiZiハムの旨みをお楽しみいただけるはずです。最高級の豚ロース肉。じっくり熟成させて丁寧にスモーク。まろやかな風味です。
ZiZi工房のフランクフルトのサブタイトルを知っていますか。その名も「頑固おやじ」。昔、新商品を作るときZiZi工房内で商品のことについて試行錯誤の中で、頑として意見を曲げなかった方がいました。そんなおじいちゃん達の作っているこのフランクフルトに敬意をこめて名づけました。今では、荒挽きウインナーと人気を二分する主力商品です。この国産豚の肩肉を材料に使った炭焼きのフランクフルトの味は最高です。味がついていますので、遠火でじっくり焼くか、ボイルしてお召し上がりいただくのがオススメです。
ZiZi工房の荒挽きウインナーは国産豚の肩肉を丁寧に筋・血合いを取り、挽肉の大きさまで研究を重ねました。一晩中特製スパイスに漬け込み、翌日、ZiZi秘伝特製スープと混ぜながら、腸に詰めていきます。ZiZi工房の荒挽きウインナーは手捻りでしか作ることのできない逸品です。このウインナーのように、手で捻ったものでなければ表面に肉の模様は出てこないのです。 荒挽きウインナーは、焼いていただくのがベストですが、生で食べていただいても、ボイルでもおいしくいただけます。そのほか、野菜炒めや、ホットドッグなどにお使いいただけます。
このポークウィンナーは肉の形の見えないエマルジョンタイプという細かく挽いて温度を上げないように練り、絹挽きの美味しさを出したウィンナーです。 滑らかでやさしい味が広がります。そんなウィンナーにいろいろな美味しい素材を掛け合わせて作りました。季節商品として何種類か出していますのでお楽しみに。
国産鶏のささみを一つ一つ丁寧に筋を取り、唐辛子を利かせ、軽くスモークを当てました。唐辛子の赤でとても辛そうなのですが、見た目ほどではありません。脂肪が少なく、とってもヘルシーで美味しい食材です。そのままでもおいしいですよ。
新鮮な国産生レバーを出来うる限り早く仕入れ、軽く漬け込み焼き上げました。内臓は痛みやすく、すぐに臭みが出てきますし色が悪くなります。正に時間との勝負なのです。薄い所はスモークの香りとさくさくした食感、厚い所はとろりとクリーミーで濃厚な味です。カナッペや、ルッコラなどのサラダにバルサミコソース、オリーブオイルなどが良く合います。
西洋の鰹節とまでいわれるベーコン。どんな料理にも使えます。ブロック状なので、大ぶりに切れば脇役だけでなく、ステーキにも。豚のばら肉をじっくりと漬け込み、長時間スモークをあてて焼き上げました。脂の旨味がしっかりのっています。お客さんの中には「脂身の少ないのを」と希望されるお客様が多いのですが、本当は脂が美味しいんですよ。焼いて食べていただく他、ポトフやシチュー、パスタや、焼きそば、スープなど、どんな料理でもおいしくお召し上がりいただけます。
国産豚のスペアリブを和風醤油のタレにじっくり漬け込み、肉の甘味を引き出せるように味付けをしました。骨際の肉は食べにくいけど、旨みたっぷり!オーブンで焼き上げるのですが、焼くたびにタレの焦げるいい香りが工房内に充満してお腹が減ってきます。そんな釜から出したばかりのスペアリブを食べていただきたくて、日曜日にはアツアツ焼きたてを販売しています。軽く炙っていただいても良いですが、玉ねぎやトマトなど煮込み料理もおいしいですよ!!