Love It,Asuke

2019年11月9~11日(2日間)

足助とその周辺を満喫!!

毎年開催されているLove It,Portlandのスピンオフツアーとして、ZIP-FMミュージックナビゲーターのコバタクさんこと小林拓一郎さんが、愛知県内のゆかりの場所を尋ねるLove It,Asukeを開催していただきました。コバタクさんは、百年草の景色を大好きなオレゴンに似ていると仰いました。我々にとってはあたりまえの景色ですが、この景色には人を癒したり、元気にしたりできるパワーがあるんだ!と改めて考えさせてくれました。そんなクリエイティブなコバタクさんとその仲間の皆さんで、美味しい季節の食材を基に水野シェフが心を込めて作る料理を堪能しながら、コバタクさんと一緒に、ワイワイ、ガヤガヤ、秋の夜を楽しく過ごせるステキな遠足となりました!!

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はじめは、香嵐渓で行われている『竹灯りの香積寺』のボランティア活動に参加していただきました。香嵐渓は、江戸時代(1634年)香積寺・参栄和尚により、般若心境を読みながら1本1本お手植えされたことに始まります。 いわば香嵐渓のルーツのお寺。11月の土日祝日、地元の有志の会『麺の会』によって、設営されています。メンバーは、観光とはほぼ無縁の職業の人々です。彼らを突き動かすのは、まさに足助愛。単純に足助が好きだから…。
『願掛けろうそく』は、地元有志、観光協会、商工会、豊田市役所など各団体からボランティアを出しています。なぜこんなことを?と思いますが、全てを手作りする足助の人々には参栄和尚のDNAが受け継がれています。 (良い意味で)観光地は保全だけではダメで、活用することで生きていく。コアな足助を知っていただく良い機会だと思ったからです。

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百年草に戻り、ディナーをスタートしました。乾杯は、イタリアのピノシャルドネロゼ。辛口スパークリングワインです。最初は、中をくりぬいた柚子の中に足助屋敷で作った柚餅子と愛知県が誇るブランド鱒『絹姫サーモン』を和えたもの。地の食材を使い、百年草らしい料理をお出しできればと思いました。前回のワイン会"BottleDream"では、きのこを使った料理を考えていましたが全く採れず、残念な思いをしましたが、1か月以上も遅くなった今回、香茸、栗茸、アミ茸、ショウゲンジ、芝もちなど、様々なきのこを旭、稲武方面から入手することができました。きのこ類が洋食に合うことは感覚的にわかりますが、採れたての香りの強いきのことソースが味を引き締め新鮮に感じられます。

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Love It,Asuke Menu

柚子釜入り絹姫サーモンのゆべし添え

子持ち鮎のふき味噌焼き、蓬莱泉の酒粕ブルスケッタ

綾渡のへぼ入りキッシュ、最中とフォアグラのムース

地元きのこ入りクリームスープ

鯛のポワレ デュクセルソース捲海老

グラニテ

三河産うずらのファルス、段土牛と足助鹿のロースト

旭高原夢とろろと旬のお野菜

特製デザート

バーバラはうすのパン

小菓子

コーヒーまたは紅茶

オードブルで、へぼを乗せたキッシュなんて出して大丈夫なのだろうか?という心配は無用でした。2次会ではクマ蜂の巨大幼虫のフレンチフライを出したのですが、みなさん旨い!と平らげていただきました。このクマは、綾渡町の原田さんという方が採ったもので、ご自身もヘボよりクマが好きだと言っておられました。いろとりどりの野菜たちは、葛沢町の徳八農園さんのものです。ニンジンやトピナンブール、里芋、さつま芋など葛沢の恵まれた自然の中でいろどり野菜を作っています。フォアグラと、卵と生クリームを合わせたものを最中に詰めました。地酒の蓬莱泉の『空』の酒粕を使い、クリームチーズと足助で作った干し柿をバーバラのバゲットに乗せたブルスケッタ。子持ち鮎のふき味噌焼き。
スープは芝もち、ショウゲンジ、栗茸の香りを存分に楽しみながらいただけるもの。その味と香りの驚きに悲鳴が上がるほどでした。

ポワソンは鯛を使ったのですが、ソースはデュクセルソースといって、トルネというマッシュルームをふんだんに使い、魚のブイヨンと白ワインで煮詰めたものです。車エビは野菜のブイヨンで軽く火を通したものを添えました。合わせたワインは、オ・フィル・デュ・タン・ブラン・ヴェルジュ(フランス)樽の渋みとソースがマッチングしたと思います。
ヴィアンドは、足助で獲れた鹿を低温調理でローストし、黒ニンニクのマスタードを塗ったものです。設楽町の段戸牧場で育てられた牛のハネシタという部位をローストにしました。付け合わせは、旭の夢とろろと、夢たけのこというブランドのはちく(たけのこ)です。うずらは、豊橋産の鳥市精肉店から仕入れたものを、十六黒米を詰めて、糸で縛り、ローストしたものです。ソースは、ガラ、筋をポルト酒とともに煮詰めて、フォンドボーと塩コショウで味付けしたものです。この強い料理に合わせたのが、ロバートモンダヴィウッドブリッジ ピノノワール。デザートは、足助栗を使ったケーキと、ブラックタピオカを使ったムース、柚子のシャーベットをお出ししました。全ての料理には日東醸造の白たまり(足助仕込み)を使いました。フレンチですが、和のテイストを存分に盛り込みながら、さらなる斬新さを演出できたと水野シェフが後日話してくれました。

ディナーの後は、ライブハウス『足助のかじやさん』へ移動し、コバタクさんとその友人の紹介をするトークライブへ移行。 1人目は、地域人文化学研究所代表理事の天野博之さん。ご存知寿ゞ家の再生に取り組まれています。そんな天野さんを『その発想と行動力に刺激されている』と紹介されました。2人目は、村定酒店の中山昌平さん。範公(HANKO)というお酒を世に出しました。範公とは足助氏七代当主、足助次郎重範(あすけじろうしげのり)の重範公のことで、足助産のミネアサヒを100%使用しています。戦前まで足助の作り酒屋『前田酒造』で作られていたお酒の復活に尽力されました。単なる商品開発でも復活でもない、オリジナリティーにあふれるお酒です。3人目は、『いのまた茶園』の猪俣幸二幸二さん。下山エリアでお茶を栽培している通称イノマティーさん、コバタクさんが経営されている『Pharmacy Coffee Lab』で販売したいというお話になりました。4人目は『おいでん山村センター』の西田又紀二さん。コバタクさんが足助と出会ったのは、百年草で開催されたグルメセンチュリーライドから、そのグルセンと足助との橋渡しをしたのが西田さんだったのです。そして、ポートランドツアーにも2度参加されていて、両方に共通するイズムを共有されています。最後は、この足助のかじやさんのオーナーでもある廣瀬友門さん。江戸末期創業で現在7代目。鍛冶屋の傍ら、亡きお父様が作られたライブハウスを経営。今回たくさんの笑顔み包まれたのも、この場所があったから。自信作詞作曲の『ほいでええだか』に合わせて中山昌平さんが『綾渡おどり』を無理やり踊り(笑)たいへん盛り上がりました。
コバタクさん独特の鋭いながら楽しいトークが繰り広げられて、夜は更けていきました。

翌日は、まだ早い香嵐渓をあとに、近隣の紅葉探しに出かけました。最初の目的地は『鳴沢の滝』いつ訪れてもその水量と絶妙な滝つぼの位置に神秘を感じる場所です。間違いなくパワースポット。参加者皆がその魅力に惹かれ、しばしその場所で立ちすくむ。最初は、ここでコーヒータイムをとる予定でしたが、やはり紅葉スポットでということで見送りましたが、ちょっと後悔…。
やはり更なる紅葉スポットへということで茶臼山まで足を延ばしました。最高の場所で頂くコーヒーの味は格別の旨さでした。そして、道中すばらしい紅葉を眺めながら、帰路につきました。
2日間の日程はあっという間に過ぎてしまいましたが、コバタクさん、JST 鰐部さん、本当にありがとうございました。かけがえのない友情をいただきました。そして、ツアーにご参加いただきました皆様。ありがとうございました。またいつでもお待ちしております。(大河原)

2019/11/9

   
15:00 メンバーの皆さん。足助到着
16:30 竹灯りの香積寺お手伝い
17:30 願掛けろうそく参加
18:00 百年草へ
18:30 ディナースタート
20:30 ディナー終了
20:30 かじやさんへ移動
22:00 百年草へ。
22:00 喫茶で2次会

2019/11/10

 
7:00 コーヒー準備
8:30 朝食スタート
9:30 ツアー出発
10:00 鳴沢の滝へ到着
10:30 鳴沢の滝出発
11:30 茶臼山到着
13:00 茶臼山出発
14:30 香嵐渓GIRO着。昼食、解散